こんにちは!ぽんです。
ここ近年、日本でもKPOPや韓国料理などが人気を集めています。
Xでも6万人を超えるフォロワーで韓国留学の界隈(?)では有名な、ゆうきさんの論文では
韓国語を始めたきっかけの約8割がKPOPや韓ドラの影響
という統計結果が出されています。
(参考:SNSアンケートを利用した日本人韓国語学習者の実態調査/稲川右樹)
韓国語を勉強しているからいずれは韓国に留学したい!!
そう思っている方も多いと思います。実際にわたしもそのうちの1人でした。
そこで、今回は韓国留学のメリット・デメリットを紹介します🌼
韓国留学の種類
語学堂
語学堂はその名の通り、留学生のための韓国語を学ぶための学校です。
わたしが通っている釜慶大学にも語学堂があり、韓国の多くの大学に語学堂が開かれてます。
多くの語学堂の場合、大学のキャンパス内にあるため、大学の施設を利用できたり大学生との言語交換プログラムなどもあります⭐️
大学
大学は大きく2つに分けられます。
正規留学
正規留学は、日本の大学に入学するのと同じように、韓国の4年制大学や大学院に入学し学位の取得を目的とした留学です。
現地の学生が受ける授業を同じように受講し、同じように成績が出ます。
交換留学
交換留学とは、日本の大学に在籍しながら韓国の大学で半年または1年間在籍でいる制度を指します。
正規留学との大きな違いは、学位の取得は韓国ではなく在籍している日本の大学で取得するという点です。
わたしは正規留学なので、今回のメリット・デメリットは主に正規留学生向けになります。
韓国留学のメリット
さっそく韓国留学のメリットを見ていきましょう!
金銭的メリット
渡航費が他の国に比べて安い
韓国は日本のお隣の国。韓国への渡航費はアメリカやヨーロッパに比べて安く、渡航費が大きな負担になるということはそこまでないです。
福岡から釜山の場合ですと、飛行機は高くて往復約3万円、ビートルも飛行機とそこまで差はありません。渡航費が比較的安価なおかげで、長期休みの際は気軽に帰国できるのも韓国留学のポイントです⭐️
学費が日本より安い
これはぶっちゃけ大学によりけりなのですが、釜慶大学の場合だと1学期170万ウォン、1年で約340万ウォンになります。
釜慶大学の学費・奨学金についてはこちら
Yahoo!ニュースの記事では下のような結果になっていました。
(参考:大学授業料の国際比較をさぐる)
日本より韓国がより低いことがわかります👀
成績奨学金やTOPIK奨学金など、韓国の大学には奨学金制度も充実しているため工夫次第ではもっと低い学費で通うことができます。
生活面のメリット
大きな文化の差はない
お隣の国なだけあってなんじゃこりゃ!?みたいな大きな文化の差はなく、割とすぐに適応できます。
もちろん小さな文化の差は生活しているとちょこちょこ感じますが、もう無理。。。日本帰りたい。。。。。とならないのでそこまで文化の差に心配になることはありません。
口に合うご飯が多い
最近、日本でも韓国料理や韓国の食材(ラーメンや調味料)などが増えていて韓国料理への抵抗が低くなっています。
トッポキやサムギョプサルは日本でも人気ですよね!そして、お米もしっかりもちもちしているのでお米ロスになることもありません🍚!
たまにスンデなど日本では見かけないものもありますが、心配しなくてもいいくらい韓国のご飯も美味しいです!
釜山のおすすめグルメを知りたい方へ
交通費が安い
韓国はなんといっても交通費が安い!!!!!!!
日本(福岡)だと、バスの初乗り賃金が210円で距離でどんどん料金が上がっていきますが、韓国・釜山の場合距離関係なく大人1,550ウォン均一です👀
電車も1区間1,450ウォン均一で交通費は本当に韓国が安くて便利です!
タクシーも日本より全然安く、釜山にある金海空港から市街地ソミョンまで約30分乗っても20,000ウォンもしないので日本よりも気軽にタクシーを使うことができます🚕
治安が良い
韓国は日本と同様治安は良い方です。もちろん女性1人で夜で歩くのはどこの国でも危ないですが、比較的治安は良い方だと言えます。
釜慶大学の場合、周辺に飲食店が多く夜でもとても賑わっています。そのため0時くらいに周辺を1人で歩いても特に怖いと思うことはありませんでした。もはや賑やかなので安心と言えるくらい。
それでも場所によっては危ないところもあるので、自分の身は自分で守るにつきます!
韓国語を無理にでも使う環境
これが留学ではいちばんのメリットですよね。日本にいるとなかなか話す機会がなかった韓国語も、留学していると嫌でも使うようになります。
周りの人の韓国語を通して、よく出てくるフレーズなどは自然と覚え自然と使えるようになります。
実際に、3年間の留学生活でいつのまにか日→韓の変換をせずに、日本語で話す時と同じように韓国語で話せるようになりました🌼
学校生活でのメリット
勉強熱心な人が多くいい刺激になる
大学に通っていると、みんな何かしら資格の勉強をしたり、塾に通ったりしているイメージです。
試験期間になると、朝から夜まで図書館やカフェで頑張っている姿をたくさん見かけます。
はっきり言うと、日本の大学生より韓国の大学生の方が勉強熱心なイメージです。
そして、대외활동(学校外での活動:ボランティアなど)にも積極的なのが韓国の大学の特徴です。
この周りの環境のおかげで、わたしも良い成績を維持できるよう努力したり、資格試験の勉強をしたり、良い大学生活になっています。
大学生でより多くのことを吸収したい方は韓国留学おすすめです^ ^
それぞれの部署がきちんとサポートしてくれる
学校には、国際交流部をはじめとして学部の事務室やその他の事務室がたくさんあります。
国際交流部では、外国人留学生のサポートを行っており何かわからないことがあれば丁寧に教えてもらえます。
語学堂・学部生・大学院生とそれぞれ担当があり、きちんとサポートしてくれるため安心できます。
学校周辺にワンルームや寮がある
学校周辺に学生が住むワンルームがたくさんあったり、学校内に寮があったりと住まいにはほぼほぼ困ることはありません。
そして、ワンルームも月40万ウォン程度から借りることができ、寮も1学期150万ウォンほどで入ることができます。
釜慶大学の寮についてはこちら
韓国留学のデメリット
メリットがあれば、デメリットももちろんあります。良い面、悪い面、両方見て韓国留学を検討しましょう。
金銭的デメリット
レートに左右されやすい
日本から留学すると必ず常に直面する問題が、レート。
最近、円安が急加速で進みウォンもどんどん高くなっていっています泣
みたない私が入学した2021年頃は、1円=1,000ウォンを超えていました。
しかし、最近は1円=900ウォンにも満たない円安です。
寮費や学費などまとまった大きなお金を送金するときは、常にレートを気にしなければならないのが大きなデメリットです。
まとまったお金が必要になる
学費や寮費、生活費などまとまったお金が必要になります。特に学費や寮費はフルで支払う場合、一度に30万円以上かかったりします。
お金の余裕は心の余裕。
本当にこの一言です。
留学生活を楽しむためにも、ある程度まとまったお金は準備しておくのが良いと思います。
生活面でのデメリット
外国人として不便なことがたまにある
- 銀行口座の開設
- 携帯のsim契約
- 外国人が利用できないサービスがたまにある
- 外国人登録証がない期間人権ない
などなど。
外国人登録証を受け取るまでは、多くのサービスを使うことができず、とても不便でした。それで、外国人登録証がないと人権ないよねって話が出るくらい外国人登録証が重要です。(受け取っていまえば特に不便はありませんが。。。)
他にも日常のちょっとした所でたまーに感じることがありますが、今ではなんだったか思い出せないくらい本当に些細な不便さなので大きな心配はしなくてもいいかもしれません。
でも、留学するということは外国人として扱われるので、これを忘れないように生活しましょう。
慣れるまでは言語の壁を感じることもある
TOPIK6級あるから全然いけるわ!!
そんなこと思っていても、やはり現地に出てみると全然違いました。最初来たばっかりの時は、高校で3年間韓国について専門的に学んだのにも関わらず、韓国語があまりにもできなくて失望したほどです。
でもそこで挫折するのはやめましょう!積極的に韓国人の友達を作ったり、韓国にいても韓国語をよく使う環境(バイトなど)に身を置いたり、自分の工夫次第では大きく韓国語も上達します。
3年住んでみるとやはり上達したな、と思うことがあるので住むうちにどんどん上達できます♩
学校生活でのデメリット
日本人が多い
韓国の場合、日本人留学生の割合が多く日本人同士で固まってしまいがちです。
特に、語学堂の場合、学部生に比べて韓国人学生と関わる機会が少ないためか日本人同士で固まっているイメージです。(語学堂通ったことなくてどんな感じなのかよくわかりませんが、しょうがないような気もします。。。)
留学に来たのに日本人同士でつるんでいても韓国語は上達しないし、韓国人学生の文化などをいる機会も逃してしまいます。
もちろん何かあった時に日本人同士でサポートし合えるのはいいことですが、せっかく留学に来たのなら学校のプログラムに参加するなど積極的に韓国人のお友達も作りにいきましょう☺︎
日本で就活する場合のサポートがない
日本での就職を考えている方は結構なデメリットです。
日本の大学では就職をサポートするセンターがあり、そこでESの添削や面接練習などができると聞きました。しかし、日本のように就職をサポートしてくれるところはなく就活のサポートも手厚くありません。全ては自分でリサーチしてどうにかするしかないようです。
そして日本の大学生は3回生から就活を始める一方、韓国では4回生でもゴリゴリに就活!!!!!みたいな雰囲気は感じたことがありません。そのせいで、わたしは3回生の頃何もせず今焦っているという状況です。。。(情けない)
こちらのソウルを拠点としているKORECさんは、日本就職を目指す韓国人や在韓日本人留学生の就活支援を行っています。
韓国企業の採用情報や、インターンシップなど募集が上がっているので日本就職を考えている方はぜひ参考にしてみて下さい。
より良い韓国留学にするために
韓国語をできるだけ習得してくる
先ほども言いましたが、TOPIK6級を持っていても自分の韓国語のできなさに普通に心が折れます。(経験済)
言語は終わりがないと言われるように、できるだけの努力をして韓国語を習得することをおすすめします。自分の韓国語に自信を持つと、もっと積極的に韓国語を使えるようになり留学生活を通して韓国語が大きく上達します。
ドラマを見てもよし、言語交換アプリを使ってもよし、バラエティ番組を見てもよし、自分にあった楽しく勉強を続けられる方法で韓国語をできるだけ習得しましょう!
積極的に自分から行動する
どんな時でも大切ですが、せっかく留学するのならば積極的に自分から行動しましょう。
- 日韓交流団体のボランティア活動
- サポーターズに参加する
- 言語交換カフェ
- サークル
- 教授とお話
- チームプロジェクトに一生懸命取り組む
- 同じ授業聞いている人に話しかけてみる
もちろん自分で積極的に動ける限度も人それぞれ違うため、あの人はあんなに活動しているのに。。。。と人と比べるのではなく留学前や以前の自分よりも少しアクティブになれればそれでOKです!
積極的に行動することで、出逢う人も増えその中で素敵なご縁もたくさんあります。
留学はじぶんを成長させることができるとても良い機会です。ぜひ自分のできる範囲内で積極的に活動して素敵な経験をたくさんしましょう。
おわりに
ここまで韓国留学のメリット・デメリットを紹介しましたが、わたし的には本当に留学して正解だったなと思っています。
中には、韓国留学は合わなかったなどの声もあったりします。国が違うので合う合わないも出てくるのが留学生活です。韓国留学を考えている方、ぜひメリット・デメリットをよく検討してみてください。
そして留学中の方、こんなメリット・デメリットもあるよね〜!みたいなのがあれば教えてください