こんにちは!ぽんです。
韓国語が話せるようになりたい!韓国に行きたい!韓国の大学に行きたい!
そんな方にぴったりの高校があります。
これを読んでぜひ進路の候補に入れてみてください!(^^)!
韓国について専門的に学べる高校がある?
中学生のころに韓国に興味をもったわたしは、独学で韓国語を勉強し始めました。
高校の進路を決めるとき、なんと九州地方に公立高校で唯一韓国について専門的に学べる高校があるということを知りました。
しかし、なんとそこは福岡からフェリーで4時間45分かかる離島。対馬です。
対馬ってどこ?
地理の授業などで一度は聞いたことがあるかもしれません。
対馬海峡とか、、、
そんな対馬は、福岡と釜山のちょうど間に位置する日本で3番目に大きな島です。
釜山から対馬の比田勝まではわずか50キロ。
晴れの日は釜山からも対馬からもお互いが見えるほどすぐそこです(*_*)!
そんな対馬には対馬高校、上対馬高校、豊玉高校の3つの高校があります。
その中でも対馬高校には、国際文化交流科という科があります。今から国文科について詳しく説明していきます!
福岡からフェリーで4時間45分もあるのに通ったの?
対馬高校には離島留学制度といものがあります。
離島留学制度とは?
離島留学制度とは自然に恵まれた環境の中で、特色あるコースで学習に取り組み、充実した高校生活を送ってもらうことを目的とした制度 です。
対馬高校HP
まさに、名前の通り、離島に留学することです
長崎県には多くの離島があり、対馬高校だけではなく、壱岐高校や五島高校なども離島留学制度を導入しています。
長崎県の離島留学について詳しく知りたい方は↓
対馬高校の離島留学制度
対馬高校は、島外から来る学生のために寮または下宿を提供しています。
長崎県からの補助もあり、寮・下宿ともに3食付きで月4万円で生活することができます。(生活費別)
私は実際に下宿で先輩・後輩・同級生の9人と共同生活をしましたが、毎日とても楽しく、一緒にご飯を食べた時間さえも大切な思い出になっています。
みんな日本のどこから来てましたか?
わたしのクラスには、対馬(島内生)、福岡、長崎、鹿児島、東京、神奈川からでした。
わたしたちは、まだ国際文化交流コースのときで、クラスも13人と少なかったですが、一つ下の代から定員40人となりました。
今はおそらくもっと日本中のいろんな場所から来ていると思います(o^―^o)
国文科ではどんなことを学ぶの?
対馬高校の国文科のカリキュラムの例は次の通りです。
私は国文コースで、今とは若干違うかもしれませんが、基本的に毎日韓国語の授業があります。
ハングルを一から勉強し始めて、半年後にはハングル検定4・5級を取得できるまで上達します。
そのほかにも、2・3年生になると、韓国語だけではなく、韓国文化や、韓国時事、韓国語会話などを習いました。
ハングル検定や、TOPIKの試験前には、韓国人の先生二人が補習や対策授業を行ってくれるので、本格的に頑張りたい方におすすめです。
実際、対馬高校の国文科は毎年TOPIK最上級の6級を多く輩出していることから、新聞にもたびたび取り上げられます。
わたしも取得した年と卒業後に取材を受けました(笑)
【参考程度にわたしの高校時代の韓国語スキル】
高校1年生10月 ハングル検定4級取得
高校2年生4月 TOPIK2級取得
高校2年生10月 TOPIK5級取得✨
高校3年生10月 TOPIK6級取得✨✨
ㄴ(この年は、コロナで4月と7月のTOPIKが中止されラストチャンスで6級取れました泣)
対馬高校の特色
また、授業以外にも、日韓交流ビーチクリーンアップや、韓国釜山で行われる海ごみワークショップ、2週間の釜山研修、大邱研修、姉妹校交流など様々な日韓交流イベントに参加できます。
これは、対馬高校ならではの特色です✨
ほかにも、スピーチコンテストや、韓国語作文コンテストなど、様々なコンテストで最優秀賞や優秀賞を対馬高校が取得しています✨
韓国語コンテスト強豪校です!!
このように、対馬高校は韓国語を学びたい方にもってこいの高校です♪
(対馬高校の宣伝になってるけど、それくらい良い経験をさせてもらった高校です)
対馬への行き方
フェリー/4時間45分
対馬行のフェリーは九州郵船が運航しています。
博多港ー>厳原港(対馬)
10:00出港 ー> 14:45着
博多港を朝の10時に出発するフェリーです。船の中には、自動販売機があり、おかしやラーメンも売られています。
0:05出港 ー> 4:45着
こちらは深夜便です。4:45に着いて、7:00までは船内で寝ることができます◎
厳原港ー>博多港
8:50出港 ー> 13:25着
朝、対馬を出港するフェリーです。連休最終日や、休み期間は人が多いため、早めに行くことをおすすめします。
15:25出港 ー> 20:10着
こちらは夕方の船です。天気がいいと、船の上から夕陽をみることができます。とてもきれいで、おすすめの時間帯です(。◝‿◜。)
4時間45分って長そうに見えて意外と寝てたり、スマホ触ってるとあっという間です!!
ちなみに、私はフェリーヘビーユーザーで、やむを得ない時以外はすべてフェリーを使っていました!
【料金】 (予約不要)
片道:約6,000円(変動有)
対馬高校へ進学した場合、住民票を対馬に移行すると島民カードというものをもらえます!
島民カードを使用した場合、半額で利用できます。(往復 約6,000円)
ジェットフォイル/2時間15分
ジェットフォイルも九州郵船が運航しています。
博多港ー>厳原港
10:30出港 ー> 12:45着
16:55出港 ー> 19:10着
厳原港ー>博多港
6:45出港 ー> 9:00着
13:15出港 ー> 15:30着
ジェットフォイルについては、時間が時期によって変更したりするので九州郵船HPをご確認ください!
【料金】 (予約推奨)
片道:約8,500円
こちらも島民カードで半額になります!
九州郵船のホームページはこちら
飛行機/福岡空港から30分
飛行機は、3年間で2回しか利用したことがなく、詳しいことはわかりません💦
ただ対馬空港に飛行機はなく、福岡または長崎からの飛行機が欠航になった場合、対馬からも欠航になったりすることがあります。
梅雨の時期などは遅延や欠航になりやすいイメージです。
涙あり、喧嘩あり、笑いありの3年間
『生半可な気持ちで来るな』
誰もが口をそろえていう言葉です。
実際に、わたしのいとこも通っていますが、学校説明会の時に先生方からも強く言われたそうです。
それもそのはず、毎年誰かしら学校を去っていきます泣
いろいろな事情があるとは思いますが、親元を離れた生活、人間関係、、、など多くのチャレンジが待ち受けているのが離島留学です。
特に、対馬高校の国文科は女子の割合が多く、女子同士のけんかは日常茶飯事。(わたしのクラスは男子1人だけでした笑)
そんな中でも、3年間同じクラスで、時にはみんなで感動したり、行事のたびにぶつかり合ったり、みんなでトランプしたり、本当に楽しい3年でした。
簡単に行ってみて!とは言えませんが、ある程度の覚悟をもっていくと大丈夫です(多分)
下宿生活でも、3年間も毎日一緒にいるとお互いの素敵なところはもちろん、生活スタイルが合わないなども出てきますが、それも慣れればなんてことはないです。
私の場合、下宿の同級生二人とも優しくて面白い子で二人のおかげで素敵な3年間でした。親元を離れた3年間、培った生活力はほかの高校生たちには負けません。(国文の誇り?笑)
ぜひ、対馬高校で他の高校ではできない経験をして見ませんか?